AI技術開発部でコンピュータビジョン技術の研究開発を行っている鈴木です。GO株式会社は、2023年7月25日(火)から7月28日(金)の4日間浜松で開催された「MIRU2023(第26回画像の認識・理解シンポジウム)」のゴールドスポンサーを務め、企業ブースの出展及び研究発表を行いました。本多・宮澤・森本と共に参加してきましたので当日の様子やGOからの発表内容を紹介していきます。
AI技術開発部の鈴木達哉です。Mobility Technologies (MoT)ではドライブレコーダーから取得できる情報を元に道路上の物体を検出し、地図と比較することで現地と地図の差分を見つけ、地図を更新する『道路情報の自動差分抽出プロジェクト』を株式会社ゼンリンと共同で進めています。本記事ではドラレコ動画から道路標識を認識するAIの精度改善を機械学習モデルではなくデータの量と質に着目し実現した事例を紹介します。
こんにちは、東京電機大学システムデザイン工学研究科修士1年の江藤謙(@pictur_etoken)と申します。大学では深層学習における分布外データの挙動についての研究をしています。私は10月から11月の2ヶ月間(都合により実質的な勤務時間は1ヶ月)、MoT初となるインターンに参加しました。今回のインターンでは、道路情報の自動差分抽出プロジェクトにおける、標識検出の高速化というタスクに取り組みました。本記事では、その取り組み内容についてご紹介したいと思います。
Mobility Technologies(以下MoT)は、2022年7月25日(月)から7月28日(木)の4日間開催された「MIRU2022(第25回画像の認識・理解シンポジウム)」のゴールドスポンサーを務め、企業ブースを出展しました。当日の様子を紹介していきます。
AI技術開発部の木村です。Mobility Technologies(以下MoT)では、画像認識モデル(主にニューラルネットワーク)の開発に加え、車載デバイス上でモデルをリアルタイムに動作させるための軽量化・高速化にも取り組んでいます。軽量化・高速化には、こちらの資料で紹介しているように枝刈りや蒸留など色々なアプローチがありますが、本記事では量子化による高速化を取り上げます。量子化はモデルの軽量化・高速化に非常に効果的ですが、物体検出モデルなど複雑なモデルでは(この記事で実験するように)量子化による精度低下が発生しやすい傾向にあります。本記事では、YOLOv3とYOLOv5の量子化を具体例として、物体検出モデルの精度低下を抑えつつ量子化するためのポイントを解説します。
こんにちは、AI技術開発部AI研究開発第二グループの劉です。私は、道路情報の自動差分抽出プロジェクトにて、ドラレコ映像から標識などの物体を見つける機能の開発を担当しており、その中で画像の分類が必要になります。現在、最先端の画像分類モデルの1つとしてConvNeXtがありますが、アーキテクチャがImageNetの224x224という画像サイズに合わせて設計されおり、例えば32x32といったより小さいサイズの画像を扱う私たちのタスクでは性能を出しきれないという課題がありました。本記事では、小さい画像に対して良好な性能が得られるように、ConvNeXtのアーキテクチャを変更していく流れとその結果をご紹介したいと思います。
2022年4月6日に「MoT TechTalk #11 深掘りコンピュータビジョン!研究開発から社会実装まで」(connpass)を開催しました。本記事では当日の内容を簡単に紹介します。
この記事はMobility Technologies Advent Calendar 2021の18日目です。こんにちは、AI技術開発AI研究開発第二グループの劉です。私はドラレコ映像から標識などの物体を見つける物体検出技術を開発しているのですが、その精度を改善していくためにはまず検出エラーを細かく分析することが重要です。本記事では、物体検出のエラー分析に関する論文である”TIDE: A General Toolbox for Identifying Object Detection Errors”を解説すると共に、その著者らが公開しているツールを実際に使ってみた結果をご紹介をしたいと思います。
こんにちは、AI技術開発部AI研究開発第二グループの宮澤(@kzykmyzw)です。私は、地図のメンテナンスのためにドラレコ映像から道路の変化情報を自動抽出するプロジェクトに携わっています(プレスリリース)。このプロジェクトでは、ドラレコ映像に写った道路標識や信号機などを検出してそれらの位置を特定し、地図と比較することで変化を見つけます。この記事では、このプロジェクトのコアとなるコンピュータビジョン技術について、映像から検出した物体を地図と比べるためにどんな処理を行なっているかをご紹介します。
こんにちは、AI技術開発部AI研究開発第二グループの佐々木です。 本記事では、物体検出アルゴリズムを効率的に開発できるフレームワークIceVisionを紹介します。airctic/icevision
こんにちは、Mobility Technologies (以下 MoT) の AI 技術開発部 AI 研究開発第二グループのパエです。MoT では、タクシー配車以外にも、MaaS 発展のための次世代サービス実現に向けて研究開発を行なっています。本記事では、そうした取り組みの一つとして我々が開発中のドライブレコーダ映像から自車両が走行するレーンの番号を認識する技術について紹介します。