Kaggleコンペティション「OpenVaccine: COVID-19 mRNA Vaccine Degradation Prediction」において、MoTのデータサイエンティスト 藤川和樹* を含む2名のチームが1,636チーム中2位に入賞しました。
本コンペティションでは、多様な配列と構造を持つRNA分子内の各塩基位置での分解率を予測することがタスクとして与えられました。
生化学者コミュニティのEternaから提供された、塩基配列・塩基対の形成確率・ループ等の二次構造の情報を基にして上述の分解率を予測します。
この分解率を正確に予測することができれば、COVID-19のワクチン候補でもあるmRNAワクチンの安定性評価・向上にも繋がり、結果的により多くの方々へのワクチン提供が可能になることが期待できるため、本タスクは重要な意味を持っています。
藤川のコメント「COVID-19のワクチン開発の効率化に貢献する、社会的にも影響力の大きなタスクに取り組むことができたこと自体、データサイエンティスト冥利に尽きる思いでした。GrandMasterの小野寺さんと共闘することができたことも学びが多く、チームでなければこの結果は成し得ませんでした。今回の結果が、少しでもワクチン開発の現場に貢献できると嬉しいです。」
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