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SIGSPATIAL2020参加報告と論文紹介

AI学会論文
December 14, 2020

2020/11/3 ~ 2020/11/06 にかけて開催された ACM SIGSPATIAL 2020 (28th ACM SIGSPATIAL International Conference on Advances in Geographic Information Systems) にAI技術開発部 アルゴリズムグループの 高橋 と 齋藤 が参加しましたので論文紹介とあわせて報告します。

なお、本記事は高橋、齋藤の共著となります。


はじめに

ACM SIGSPATIALとは地理情報システムを主とした国際会議です。

(学会ホームページ)

昨年齋藤が参加した際の報告はこちら

昨年の段階では北京で開催予定だったのですがCOVID-19の影響によりフルリモートでの開催となりました。

An image from Notion

学会概要・論文紹介 (齋藤)

齋藤からは以下の内容について紹介させていただければと思います。

  • 学会全体概要
  • 統計・傾向
  • 論文紹介 + GIS CUP

簡単に概要を説明させてき、より詳細な内容は Mobility Technologies と DeNA が合同で行っている技術共有会のスライドをご参照頂ければと思います。

全体概要

アメリカ時間(PST)での開催だったため時差はあったものの、発表動画や論文リンクなどが充実していてとても便利でした。

(進行時の録画も公開されるのと、専用のSlackグループが用意されていたことで発表者とも直接連絡できるため、無理して現地時間で参加する必要もありませんでした)

An image from Notion

懇親用にgather.townのスペースも用意されていて参加者やスポンサーなどともコンタクトが取りやすい環境となっていました。

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統計傾向

採択率は例年通り20%程度を維持しており、数あるカンファレンスの中でも高難易度となっており論文の品質は非常に高いのかと思います。

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論文紹介 + GIS CUP

技術共有会での発表資料には、

について概要をまとめておりますので是非ご確認ください。

技術共有会での発表資料はこちら

論文紹介(高橋)

高橋からは、海外のライドシェア会社の論文2本とその他興味のあった論文2本のサマリを紹介します。

技術共有会での発表資料はこちら

おわりに

Mobility Technologiesにおいて、非常に重要な位置情報データやセンサデータを用いた予測モデルや最適化問題の扱いなどはかなり参考になり、今回の学会参加も最先端の応用例などに触れる非常に良い経験になりました。

気になった論文などがありましたら、発表動画などのコンテンツも充実していますので是非調べてみていただけたらと思います!

今後も情報発信なども含め、このような機会があれば積極的に参加・報告していきます!

Mobility Technologies では共に日本のモビリティを進化させていくData Scientist / Data Analyst を募集しています。

一緒に働くメンバーも優秀で自分の能力を高めるチャンスにもなります!

少しでも興味がある方や話を聞いてみたいという方は、是非 募集ページ からご相談ください!

採用ページはこちら >>> リンク