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全国タクシーアプリチームで開発合宿を行いました @おんやど恵

行灯LaboEngineerLife
July 11, 2018


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※本記事は Mobility Technologies の前身である JapanTaxi 時代に公開していたもので、記事中での会社やサービスに関する記述は公開当時のものです。
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開発合宿の目的

今回の合宿の目的はひとつ、開発に集中することです。プロジェクトの進捗があまりよくなく、開発効率をあげるために湯河原に籠もることにしました。 前月の振り返りミーティングにて、チーム内から「合宿をしたい」という声が上がったのがきっかけです。そこからスケジュールを立て、CTOの承認をとり宿手配まで約1週間。フットワークよく開発合宿を企画することができました。

開発合宿 〜1日目〜

湯河原までは踊り子を利用しました。都内からだと約1時間で行けるので、そこまで遠くありません。早速、車内で開発を開始するエンジニアもいました。

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お昼前に湯河原に到着。全国タクシーでタクシー呼べるかなと思い探してみましたが、残念ながらサービス対象エリア外……。湯河原など観光地でのタクシー利用は多いので、ぜひ対応していきたいなと思いました。ちなみに、アプリで呼べない場合でも、アプリ内にタクシー会社の電話番号が表示されるので、そのまま電話で呼ぶことが可能です。

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合宿前に湯河原駅周辺でお昼ごはんを食べました。湯河原駅周辺は食事処も多いです。

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その後、合宿先へ移動。駅からタクシーで5分程度で到着しました。まだ会議室の利用開始前だったので、ひとまずロビーで待機です。 おんやど恵では客室や会議室はもちろんのこと、ロビーでもWifiの利用が可能です。Wifi速度は上り/下りともに70Mbpsほど出ていたので非常に快適です。

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13:00になり、会議室が利用できるようになったので移動。ここから開発合宿スタートです。会議室にはホワイトボードが用意されていました。2泊3日の合宿で1週間分のタスクがこなせるという見積もりのもと、まずは各自タスクの洗い出しをして「合宿カンバン」を作りました。

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13:00から18:30まで、みっちりと開発。静かな環境で割り込みもなく、集中して開発に取り組むことができました。長時間座りっぱなしになりますが、会議室には椅子クッションが用意されていて助かりました

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18:30から夕食をとり、部屋で少し休憩です。客室でもWifiが使えるので、ここで開発をすることもできましたが、基本的に作業は会議室で行うようにしました。 そして夕食後もガンガン開発を進めていきます。途中でお風呂休憩を入れたりして、各自のペースで開発を続けました。力尽きた人から部屋で就寝。

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1日目は遅い人で1:00過ぎまで開発をしていました。お昼から開始しましたが、約10時間ほど開発に集中できたと思います。

開発合宿 〜2日目〜

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少し前日の疲れを残しつつ、まずは朝食です。夕食・朝食ともに豪華で美味しかったです。チームメンバにひとり外国人がいたのですが、浴衣を着たり日本食を堪能できて満足していました。

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おんやど恵には足湯コーナーがあります。『足湯は、のぼせにくく体力の消耗が少ない上に、全身の血行が良くなります。』とのこと。目の前には庭園があり紫陽花が咲いていました。開発に疲れたときは足湯をするとリフレッシュできます。

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2日目が開発本番で、ここでどれだけ進められるかにかかっていました。通勤もなく、起きて朝食をとったあとすぐに開発できるのは素晴らしいです。会議室は24時間常に利用可能だったことも助かりました。途中で追い出されることなく、好きなタイミングで休憩をとったり開発に戻ることができます。 会議室の中にはお茶と水、おしぼりが用意されているので基本的に外に出る必要はありません。黙々と自分のペースで開発に集中することができました。

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開発合宿プランにはお昼ごはんは付いていなかったので、各自とる必要があります。出前を手配することもできましたが、会議室にこもりっぱなしだったので、みんなで少し散歩がてら外で食べることに。まわりには特に何かあるというわけではないですが、自然に囲まれていて心地よかったです。気分転換した後は、引き続き開発に没頭しました。

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2日目の夕食です。時間になったら食事が提供される環境もよいなと思いました。食事が付いていないと、探す手間があったり、面倒になって食事を抜いてしまうこともあるでしょう。夕食と朝食の時間が決まっていたので、生活リズムが整っていたと思います。

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3日目はお昼までしか会議室がとれなかったので、2日目の夜は追い込みでした。ラストスパートをかけ、タスクはどんどん消化されていきます。合宿カンバンのDONEに付箋が増えてきました。深夜2時すぎまで頑張り、2日目は終了です。開発時間は12〜13時間とることができました

開発合宿 〜3日目〜

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3日目の朝です。前日の追い込みもあり、疲れが残っていました……。3日目は会議室が12:00までしか取れなかったので、あまり開発する時間はありません。朝食を済ませ2時間ほど開発をし、残タスクをできるだけ消化させました。

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最後に合宿の振り返りをしました。(詳細は後述。)いくつか未着手のタスクがあるものの、目標の7割程度終わらせることができました。チームメンバ全員がいつもより開発が捗ったと感じていました。

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湯河原駅に戻り、お土産を買ったりお昼ご飯を食べたりして帰りの電車を待ちます。湯河原駅周辺は無料Wifiがとんでいました。ベンチに座り電車に乗るまでの待ち時間を利用し、やり残したタスクをこなしました。

開発合宿のふりかえり

今回の開発合宿のふりかえりを一部紹介します。 よかった点・継続したいこと(Keep)や問題点・今後の課題(Problem)、今後やりたいこと・改善したいこと(Try)を話し合いました。

Keep

  • チームメンバにすぐ相談ができる
    • ミーティングなどがなく、いつでもチームメンバが近くにいる環境
    • アプリチームと一緒にやることでアプリの事情に応じたAPIの改善ができた
  • 障害対応などに煩わされずに集中できた
    • サーバサイドは会社に残る人がいるほうがよいのかも
  • 時間が確保できる
    • 1日目: 10時間, 2日目: 13時間, 3日目: 2時間(合計: 25時間)
    • 10日分の作業が進められたメンバもいた
  • 通勤がない
    • 朝起きてすぐ開発、開発が終わればすぐに寝ることができる
    • 通勤による体力消耗がない
  • 静か
    • 平日だから隣が誰もいなかったので静かな環境が保たれた
  • 誘惑がない/脱出できない
    • 外にコンビニしか行くところがないのがよかった
    • 誘惑がなく、ほどよく隔離された環境だった
  • 充実したWifi環境
    • ロビー、会議室、客室すべてでWifiが使えた
    • 速度も出ていて安定していた
  • 会議室の設備がよかった
    • ホワイトボードがあった
    • お茶・水が用意されていた
    • 会議室に籠もれる環境になっていた
  • ご飯が美味しかった
    • 値段のわりにだいぶよかった
  • 日本の文化を学べた(懐石料理、ゆかた)、めちゃ嬉しい
  • 24時間大浴場が利用できる
  • 時間の制約が少ないのがよい

Problem

  • もう一日あってもよかった
    • 3日目は夕方まで会議室とりたかった(すでに予約が入っていた)
    • あと一日が体力的に限界
  • 自力で解決できない問題が出てくると相談にコストがかかる
    • 合宿メンバ内で解決できればよいが、オフィスにいるメンバを巻き込むことになると時間がかかってしまう
  • テスト作成に時間がかかった
  • 会議室の椅子がもう少しよいものだと助かる
    • 椅子クッションがないと辛い
  • 布団に慣れなかった

Try

  • また合宿したい
    • 四半期ごとにやってもいいかも
    • 仕様がほぼ確定しており、開発するだけの状態だと集中して取り組める(合宿の効果が高い)

まとめ

全国タクシーアプリのチームメンバで2泊3日の開発合宿を行いました。開発漬けの毎日で疲れましたが、通常の2〜3倍のタスクをこなすことができ、合宿を行った甲斐があったなと感じています。開発スピードを加速するため、そしてチームの一体感を高めるためにも、これからも定期的に開発合宿を行いたいです。

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※本記事は Mobility Technologies の前身である JapanTaxi 時代に公開していたもので、記事中での会社やサービスに関する記述は公開当時のものです。

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