「ドライブレコーダー」という単語を聞いたことはあるでしょうか?
最近ではニュースで聞くことも増えてきたと思いますが、ドライブレコーダーとは自動車に取り付けて走行中の車内外の映像を撮影するカメラ(を持った機器)のことです。走行中の映像を主に撮影記録することで事故発生時等の詳細な状況の確認が可能になります。
JapanTaxiではこのドライブレコーダーについても(タクシー向けとして)独自に設計開発しています!
多くの場合、ドライブレコーダーは車のバックミラー付近に取り付けます。
JapanTaxi製のレコーダーは車外に向いたカメラと、車内に向いたカメラ&マイクを持っていて、バックミラー付近に専用の取り付け具(ステー)を設置し、そのステーにレコーダー本体を取り付けます。ちなみにこのステーもJapanTaxiで設計開発しています。
2015年に販売を開始し、現在は改良を重ねたAIOS-03Bを販売中です。
※基本的な構成は一般的なドライブレコーダーと同じですが、「タクシー向け」として特殊仕様になっています。
レコーダー本体はSDカードスロットを持っていて、映像や音声等はSDカードへ記録しています。
記録した映像等を確認するにはパソコン用の解析ソフトを使用します。(これもJapanTaxi製)パソコンにインストールした解析ソフトでSDカードを読み込むと、SDカード内の映像や音声、その他のデータを確認できるようになります。
JapanTaxi製レコーダーは車内外の映像、車内の音声以外にも、GPSアンテナから取得した位置情報、レコーダー本体にあるセンサーから取得した加速度情報(前後、上下、左右の各方向)、その他にスピード、ブレーキ、ウインカー、タクシーメーター信号、etc…多くのデータを車両から取得してSDカード上に記録しています!
解析ソフトではSDカード上に記録されたデータを整理した上で表示します。
例えば位置情報は地図上に表示し、再生している映像がどの場所のものなのかをわかりやすくします。加速度情報はグラフ化することで急ブレーキや急発進が生じていないか見やすくしています。
簡単ですがJapanTaxi製ドライブレコーダーの紹介でした!
現在では主に事故発生時の状況の確認に活用されるドライブレコーダーですが、 今後は記録した映像から読み取れる画像などの情報をリアルタイムに活用することが考えられています!
例えば人の流れ、ガソリンスタンドの料金、道路の状態、局地的な天候…ネットワークで多くが繋がりつつある世の中ですが、 まだまだネットワークに繋がっていないリアルなものはたくさんあります。
基本的な構成は一般的なドライブレコーダーと同じでも、 大規模集中的に搭載される「タクシー向け」ドライブレコーダーはそれらを画像認識技術で先駆けて繋ぎ、新たなサービスを創造できる可能性、更には自動運転に必要なデータ源になる可能性を秘めています!
ドライブレコーダーを開発している会社は日本にも数多くあるかと思いますが大規模に運用される現場と非常に近い距離にありながら、ハードウェアとソフトウェアの開発まで独自に行っているのは日本では今のところJapanTaxiだけだと思っています!
今後は走行中の映像やデータをいかに活用できるかに注力した開発を行なっていきます。この大きな可能性を持っている「タクシー向け」ドライブレコーダーをベースにしてやってみたいこと、挑戦したいことがあれば今がチャンスです!
JapanTaxiならハードウェアとソフトウェアの両方を自分たちで開発していくという方針があります。更に収集したデータをビジネスに活用する広がりも含め、実際に現場に近いところで柔軟さとスピードのある開発を進められます。
もしこの記事を読んでみて、少しでもJapanTaxiに興味を持たれたなら是非ともご連絡ください!
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
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